硫化水素ガスによる巻き添え事故にご注意ください。

全国的に硫化水素ガスによる自損事故が相次いでおり、道内でも近隣住民の巻き添えや避難などの事案が多数発生しています。
このガスは吸引すると、鼻や喉に激しい痛みを起こし高濃度の場合は死亡する可能性があります。
異臭に気づいたら、消して近づかず、次の点にご注意の上、消防期間または警察に通報してください。

現場の特徴

• 硫化水素ガス特有の卵が腐ったような匂いがします。
• 人が倒れている場所（浴室や車両など）に「テープ等による目張り」や「有毒ガス発生中」などの張り紙がされていることがあります。
• 複数の洗剤などのボトルやバケツ等があります。

二次被害防止策

• その場から、風上の匂いのしないところまで直ちに避難してください。
• 異臭のある浴室や車両などの扉を開放したり、近づいたりしないでください。
• 安全な場所に避難後、直ちに119番か110番通報し、消防や警察が到着するのを待ってください。
• 周囲の人に知らせ避難を促してください（特に発生。階の下の階）
• 発生の疑われる場所へ近づこうとする人がいたら、引き留めて、一緒に避難させてください。
• 発生場所付近では火気を使ってはいけません。

硫化水素の特徴

• 空気より重たいため、部屋の床の近い方に溜まったり、下階に漏洩したりする。
• 無職で、硫黄臭（卵が腐ったような特徴的な刺激臭）がする。
• 目、皮膚、粘膜を刺激する。
• 特有の異臭がありますが、臭覚を麻痺させる作用があるため、高濃度では逆に臭いを完治できなくなるケースもあり、注意が必要です。

硫化水素ガスによる巻き添え事故にご注意ください。(743KB)

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