新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による救急蘇生法について
新型コロナウイルス感染症が流行している状況においては、
すべての心肺蘇生法が必要な方に感染の疑いがあるものとして
救助者はマスクを着用し、以下のとおり対応してください。
観察を行う時の注意点
倒れている方への呼びかけ(反応の確認)や呼吸の観察では、顔と顔があまり近づき過ぎないようにしましょう。
胸骨圧迫を実施する前の注意点
エアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)の飛散を防ぐために、ハンカチやタオル(マスクや衣服などでも代用できます)があれば傷病者の鼻と口にそれをかぶせてから実施してください。
成人に対する人工呼吸
成人(16歳以上)へは、人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合でも、人工呼吸は実施せずに胸骨圧迫だけを続けるようにしてください。
子どもに対する人工呼吸
子ども(15歳以下)に対しては、人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合には、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせてください。その際、人工呼吸用の感染防護具があれば使用してください。もし、感染の危険などを考えてためらいがある場合には、胸骨圧迫だけを続けてください。
心肺蘇生の実施後について
救急隊の到着後に、傷病者を救急隊員に引き継いだあとは、速やかに石鹸と流水で手と顔を十分に洗ってください。傷病者の鼻と口にかぶせたハンカチやタオルなどは、直接触れないようにして廃棄してください。
※新型コロナウイルス感染症に関する新たな知見や感染の広がりの状況などによって変更となる場合があります。
- 反応の確認、呼吸の観察では、顔と顔をあまり近づけないようにしましょう!
- 胸骨圧迫を行う前にハンカチやタオル(マスクや衣服などでも代用できます)があれば、傷病者の鼻と口にそれをかぶせてから実施しましょう。
- 成人(16歳以上)へは、人工呼吸は行わず、胸骨圧迫のみを実施しましょう。
- 心肺蘇生の実施後は速やかに石鹸と流水で手と顔を十分に洗いましょう。ハンカチやタオルなどは直接触れないようにして廃棄しましょう。
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お問い合わせ先
- 消防本部警防課救急担当
- 〒061-3211 北海道石狩市花川北1条1丁目2番地3
- TEL:0133-74-5399